ARAKI’s Column荒木美佐夫のコラム

「男のステータス」

薄利多売の使い捨て時代では、その買ったモノへの執着心や思い入れやこだわりなど、ほとんど無い。ちょっとの間だけ新製品を購入した満足感。
何となく本物っぽいという物欲をちょっと満たしただけでイイ時代でした。
何も揃って無いところから、徐々に今は一通り「とりあえず」そろってはいる。
その後は皆さんはどうします?
もちろん使い捨ての時代から中には、自分の「価値観」と「見る目」で自分の満足いくモノしか買わない人もいた。
そんな時代から時代は流れ、ユーザーは経験し「自分の価値観」「安物買いの銭失い」「心に残るモノ」 …を知った。

それは「自分だけのステータス」 探しの始まりです。

 

少し前からある一定のクラスのユーザー層をターゲットに服やバッグ、時計、家具、クルマなどだけでなく高級感やブランドをウリにした取り組みが、今、盛んに進んでます、ソレは何故なんだろうか?
今まではある程度の見た目と機能と寿命が有ればOKだった。
しかし今は、それでは足りないんです。 高収入な方達だけのブランドではなくなって来たのです。
今では高校生でもブランド品を身につける時代です。 そりゃー大人だって毎日ガンバって働いているんですから高校生のブランド 志向とは違って、更に、自分なりのこだわりを持って、自分の価値観で幅広いモノの中から 「自分だけのステータス」を見つけます。
それは、成果、功績、地位、カリスマ、制覇、君臨、志、信念、音、動き、味、香り、スタイル…..と
人によっては身の回りのあらゆるコトに感じるのでしょう。

 

当ショップに来る方の多くは、男の夢とは?=マイホーム、マイガレージ、憧れの乗り物、地位、…..などなど。
人によって様々です。出世や職人芸、プロ…全てにおいて経過~功績~結果と…勝ち抜いたり突起したり、人望を集めたり出来たこと自体がステータスを感じる。またその後に誰になんと言われようが憧れていたモノをどうにか手に入れることがステータスを感じる。
そのひと時が唯一自分の満足感と達成感を満たし、 そして、癒されや自分なりのリラクゼーションなのでしょうか・・・
したがって、高価なカスタムバイクを創ってやっと出来ても、自宅で眺め、たまにチョット乗るくらいで充分満足!と言う方も多くいます。
マイガレージで仲間と酒のつまみにでもしているのでしょうか? また、がんがんサーキット走行しちゃう人もいます、楽しみ方はどうであれ、
それはきっと「男のステータス」を満喫しているのでしょう・・・

 

僕の場合は、ある時から母と妹と自分の3人、吹けば飛んでしまいそうなひっそりとした家庭に育ち、そんな環境や逆境の中からでもどこまでイケるか?
不良になるも簡単、世間なんてどうでもイイ、逃げるのは簡単、しかし自分に目標を課し自分との約束をする。

 

高校時代みんなは訳もなく惰性で学校へ、、、 そんな奴らは目に入らなかった僕は寝る時間を惜しんで稼いでいた。
目標は自分が開拓した最短コースをクルマで通学すること。(バカでしょォ~)
そして、3年後みんなは卒業証書しか残らない。 僕は欲張りで3年夏時点4000時間以上働いた。 卒業証書とクルマとバイクと職人技術まで、欲しかったモノを取得していた。 その時、僕にしか味わえない特別な「男のステイタス」を感じた。

今でも、同様に少し余裕が出来ると自分の好きなようにマシンを創り、創っているウチに中には800万を越えるモノも…。
そんな自分だけの価値感で創り込み、もう6台目。全て残ってます。とても妻には言えません。
当ショップに来るお客さんも、カスタムを一回でドーンと行く人もいれば、数回に分けて最終形に到達する人もいます。
中にはバイクの以前GTRに1500万つぎ込んだ人や、現在ポルシェにハマっていてもう2400万以上?その上カスタムバイク創り…って言うんだから凄い。
ハタから見れば、無駄使いや道楽モン?他に使うところ有るだろ!と思うのは、ヤボ。
タダの自己満の世界で、自慢話かもしれんが、誰になんと言われようが、自分との約束が果たせただけで…それでイイ。癖になる。
責任や役目を果たしながらも自分で努力し、そんなこと出来るように成り上がった自分へのご褒美。成果です。
それが大きければイイというモノでもありません、小さなトコからの積み重ねです。

 

社会に出て、近道、遠回り、荒波、突風、色々と降りかかってくる、しかし、茨の道も、場数と磨きで自信が付いてくると簡単に通過に変わる。
そんな人いたんだ?と言う存在が、あの人じゃないとダメとか頼られると、もう、たまらない。
今まで知らない未知の自分が出る。それが面白い。

 

時代や流行によって様々な男の生き様があるみなさんはどうですか?見栄っ張り、ぬるま湯、自分に厳しい、寛大、正義、ワル・・・・
こんな大人になりたい、あんな男になりたい、子供心に色々と憧れがあった、職業であったり、スポーツ選手、芸能人、起業家、また、人物にあこがれたモンです。

あるお客さんが言ってました、知人の外人曰く「日本人の努力はなぜ人並みまででストップするのか?」「なんでそこで満足・安心なのか?」
なのに金持ちをうらやむ?「他の人よりチョコッと多く努力した分、その分飛び出るのは簡単なのに・・・?」
なるほど言えてる・・と感心しました。

 

と言う事で、
ヤレる時にヤレる事はどんどん挑戦しよう。
仕事も出来る人・稼ぐ人、
遊びも本気なイキなオヤジさんになりたくて
また、いつまでも自分らしく生きたくて…貫く。
結果、
あんなに憧れでしかなかったモノが
手に入れる事が出来たという満足感と達成感!
今まで一生懸命やってきた、努力してきた人ほど
強く感じるだろう………しかも棚ぼたではなく、
自分の甲斐性で、実力で手に入れるそれが

 

「男のステータス」

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